サッカーU23代表、海外組はMF食野亮太郎のみ 1次リーグ3試合限定か

 日本代表とU-22(22歳以下)日本代表を兼任する森保一監督(51)は29日、長崎市内で会見し、東京五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権(来年1月8~26日、タイ)に臨む、U-23日本代表メンバーを23人を発表した。

 森保監督は「来年の東京五輪に向けたシミュレーションとして生かしていけるように、できる限り最善の準備をしたい」と抱負を語った。

 海外組で選出されたのはスコットランド1部ハーツに所属するMF食野亮太郎(21)のみとなった。食野は1次リーグ3試合だけの参加予定だが、日本協会の関塚技術委員長は決勝トーナメント以降の参加に向けて「交渉は継続中」と付け加えた。

 海外組の招集が1人となった状況について森保監督は「協会の関係者にも招集に向けて最大限の努力をしてもらったが、招集に至らなかったというのもある」とした上で、「その時々のベストを積み重ねていけば、必ず高い頂点に結びつく。理想はありますが、現実的にそうでない時には、現実の中でわれわれは戦っていく。多くの選手にレベルアップをしてもらうことが、最終的な成果につながると考えている。今回も条件の中でベストな方向に活動を続けていきたい」と語った。

 28日のU-22ジャマイカ代表戦に出場したメンバーからはDF渡辺剛、MF松本泰志、旗手怜央が選出され、長崎合宿に参加した選手から計5人が生き残った。

 日本は開催国として既に五輪出場権を得ており、日本を除いた上位3チームに五輪出場権が与えられる。1次リーグB組でサウジアラビア(9日)、シリア(12日)、カタール(15日)と対戦する。

 メンバーは以下の通り

 GK 小島亨介(新潟)大迫敬介(広島)谷晃生(G大阪)

 DF 渡辺剛(FC東京)町田浩樹(鹿島)立田悠悟(清水)岡崎慎(FC東京)古賀太陽(柏)橋岡大樹(浦和)

 MF 相馬勇紀(鹿島)森島司(広島)田中駿太(大体大)遠藤渓太(横浜M)旗手怜央(順大)食野亮太郎(ハーツ)松本泰志(広島)杉岡大輝(湘南)田中碧(川崎)菅大輝(札幌)齊藤未月(湘南)田川亨介(FC東京)

 FW 小川航基(水戸)上田綺世(鹿島)

 ※所属は日本協会発表による

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