大久保嘉人が磐田を退団 今後へ「情熱は全く衰えていません」 J1最多185得点

 来季J2に降格する磐田が12日、J1リーグ戦通算歴代最多の185得点を記録しているFW大久保嘉人(37)との契約を更新しないことを発表した。18年途中に川崎から移籍していた大久保は「サッカーに対する情熱は全く衰えていません」と現役続行への意欲をコメントににじませた。

 昨季途中に川崎から磐田に移籍した大久保は、磐田では18年シーズンは17試合出場3得点(同年川崎では12試合出場2得点)、今季は20試合出場で1得点にとどまっていた。

 大久保は「1年半という短い期間でしたが、お世話になりました。厳しい残留争いが続いたシーズン、力になれなかったことを悔しく思うと同時に、シーズン途中で監督が代わり、目指すサッカーを変えることの難しさを痛感しました」と、J1残留を果たせなかった今季を悔やんだ。

 その上で「それでも最後まで一緒に戦ったチームメイト、スタッフ、サポーターには感謝しています」と思いを述べた。

 今後について「私はサッカーが大好きです。サッカーに対する情熱は全く衰えていません。これからも頑張っていきたいと思っています」と力強い言葉を並べている。

 大久保は国見高から01年にC大阪に加入しプロのキャリアをスタートさせると、マジョルカ(スペイン)-C大阪-神戸-ヴォルフスブルク(ドイツ)-神戸と2度の海外移籍を挟みながら活躍。31歳をシーズン中に迎える13年に川崎に移籍し、ここから3年連続J1得点王に輝いた。17年はFC東京、18年は川崎に復帰したが、シーズン途中に磐田へ移籍していた。

 日本代表としては10年南アW杯、14年ブラジルW杯に出場した。

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