神戸3発!“鹿島キラー”藤本が移籍初弾 スタメン7人入れ替え敵地で快勝
「明治安田生命J1、鹿島1-3神戸」(30日、カシマサッカースタジアム)
神戸が先発7人を入れ替えながらも敵地で鹿島に快勝した。前節にJ1残留を確定させたため、フィンク監督は元スペイン代表MFイニエスタ、ビジャらをメンバー外とするなど、主力を温存した。
「頑張ってきた選手にチャンスを与えた」と指揮官が送り出したメンバーが躍動。前半14分に移籍後初スタメンのFW藤本が先制点。大分に所属していた開幕戦でも鹿島相手に2得点した“鹿島キラー”が起用に応えた。
同29分には15試合ぶりに先発出場したMF郷家が今季公式戦初ゴールとなる追加点。「たまっていたものが半年間あった。『結果で示していく』と思っていた」と拳を握った。
天皇杯で勝ち進めば、決勝で対戦する可能性もある鹿島を圧倒。主将を務めたMF山口は「チームの底上げを感じられた」と手応えを強調した。