U22堂安律、久保建との競演に「楽しめるプレーを披露したい」

コロンビア戦に向け調整する(手前から)日本代表・堂安律、日本代表・久保建英ら=エディオンスタジアム広島(撮影・高部洋祐)
2枚

 「U-22国際親善試合、日本-コロンビア」(17日、エディオンスタジアム広島)

 サッカー男子の東京五輪世代にあたるU-22(22歳以下)日本代表は16日、国際親善試合U-22コロンビア戦に向けて、試合会場で冒頭15分間を除く非公開で最終調整を行った。会見に臨んだ森保一監督(51)は「ベスト(メンバー)という考え方で先発を決めたい」と語り、MF堂安律(21)=PSVアイントホーフェン、久保建英(18)=マジョルカ=の同時起用を示唆。2人がそろって先発すれば、A代表も含めて初めてとなる。

 東京五輪世代の国内初陣へ堂安は「モチベーションはかなり高い。東京五輪で金メダルを取るということはずっと口にしているので、口だけじゃなく期待をしてもらえるような試合をしたい」と意気込んだ。

 堂安にとって同世代に合流するのは17年U-20W杯韓国大会以来となる。指揮官からはA代表での経験を還元する役割も求められており「練習からクオリティーの差を見せないといけないと勝手にプレッシャーをかけていた。僕にとって新しい刺激的な時間だった」と充実感を漂わせた。

 A代表では右MFが定位置だが、3バックを採用するU-22代表では2シャドーの一角を担う。「少し高い位置を取れるのでフィニッシャーの仕事ができる。そこは狙っているので、一発振れるスペースが多いんじゃないか」と得点への意欲をみなぎらせた。

 注目される久保建とのプレーについて「誰もが分かる通り素晴らしい選手。彼がボールを持つと動き出したくなる。見ていて楽しめるプレーを披露したい」と期待感を抱かせた。

 14日の練習試合をコンディション不良のため欠場した堂安は「こんなに体が軽いんだという感覚」と絶好調宣言。「正直、プロの世界はオン・ザ・ピッチで全ての答えが出る。明日ダメだったら意味がないので、いい答えを出したい」と活躍を約束した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス