久保、途中出場でPK獲得、味方選手が決められずドロー
「スペインリーグ、マジョルカ0-0ビルバオ」(13日、パルマデマジョルカ)
途中出場のMF久保建英が膠着状態を打ち破るPK獲得。マジョルカに開幕戦以来となる勝利のチャンスを演出したが、味方FWが得点できずスコアレスドローに終わった。
後半18分、クボコールが巻き起こる中、久保は右サイドで出場。ドリブルで相手を翻弄、同35分に右サイドからエリア内に侵入すると、相手DFのファールを誘ってPKを獲得した。攻め手を欠く展開のなかでの決定的な仕事ぶりにチームメイトから手荒く祝福されるシーンも。しかしこの場面でFWアブドンが決められず、その後ビルバオがPKを得るも、こちらもチャンスもものにできないまま荒れ模様の試合は終わった。
久保は試合後「僕が蹴ったわけじゃないのでPKのことは何とも言えない」とコメント。キッカー決定までのやりとりについては「僕はここでは新人だからどうやって決めるのかは分からない」とだけ話した。
代表招集からのチーム参加については「中2日で体力的に厳しいかと思っていたけど思っていたより体が軽かった。若いので大丈夫なのかなと」と言い、右サイドで起用については「そこが僕にとってのベストのポジションなのかは分からないけど、右でも左でもトップ下でも監督が決めたところでやるだけ。どこでもやれるのが僕の強みなのでどこでも良いプレーをしたい」と意欲を示した。