W杯予選初戦 苦戦の歴史 J開幕93年以降では5勝1分けも…1-0が4度

 「W杯アジア2次予選、日本-ミャンマー」(10日、ヤンゴン)

 いよいよ2022年W杯カタール大会へ向けた予選が始まる。2次予選が初戦となるのは、日本は1次予選が免除されていたため。2次予選は日本の方が実績では上回っている相手ばかりになるが、決して油断はできない。Jリーグのリーグ戦が始まった1993年以降のW杯予選初戦をまとめた。

 過去のW杯予選の初戦はホームでタイに4-1で勝利した南アフリカ予選以外は、すべて1点差の勝利か引き分け。6試合で5勝1分けながら、1-0が4度。うち2試合が試合終了間際の得点による辛勝だった。簡単には勝てないというのがW杯予選の初戦だ。

 【ロシア大会】15年6月16日0-0シンガポール(ホーム)

 記憶に新しいのがハリルホジッチ監督で臨んだ前回大会のW杯予選初戦。シンガポールを相手に23本ものシュートを放ち、支配率も圧倒しながら、長年の課題“決定力不足”を露呈するスコアレスドローとなった。この大会では「アジア2次予選」と呼ばれていた。

 【ブラジル大会】11年9月2日1-0北朝鮮(ホーム)

 ザッケローニ監督。チームの大黒柱・本田を欠いて臨んだが、北朝鮮に攻め込みながらもゴールを割れず。後半ロスタイム、CKからの攻撃でDF吉田がヘディングをたたき込んだ。この試合、日本のシュートは20本(北朝鮮は5本)だった。また、この大会では「3次予選」と呼ばれていた。

 【南アフリカ大会】08年2月6日4-1タイ(ホーム)

 岡田武史監督。最終結果では点差が開いたが、前半21分に遠藤のFKで先制した直後に同点にされる。後半9分に大久保が得点してからは流れをつかんだが、決して楽観視できる内容ではなかった。この大会では「アジア3次予選」と呼ばれていた。

 【ドイツ大会】2004年2月18日オマーン1-0(ホーム)

 ジーコ監督。中田英、中村、稲本、遠藤といった豪華な顔ぶれが中盤にそろっていた。この試合もシュートを放ちながらも得点できないという展開になった。後半開始から投入されていたFW久保竜彦が試合終了間際に決めて、チームを救った。この大会では「アジア1次予選」と呼ばれていた。

※日韓大会は開催地枠で出場しているため予選免除。

 【フランス大会】1997年3月23日1-0オマーン(アウェー、集中開催のオマーンラウンド)

 加茂周監督。日本はDF小村が決めたゴールを守り切り、辛くも勝利をおさめた。この大会は「アジア1次予選」と呼ばれていた。

 【アメリカ大会】1993年4月8日1-0タイ(ホーム、集中開催の日本ラウンド)

 オフト監督。W杯初出場を目指す日本はカズこと三浦知が決めたゴールを守り切った。この大会では「アジア1次予選」と呼ばれた。なお、結果としてカタール・ドーハで行われた最終予選で日本は敗退。最終戦・イラク戦の試合終了間際に同点ゴールを決められ、これが命運を分けたことから「ドーハの悲劇」と呼ばれる。

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