横浜FCカズ「幸せ」俊輔「自分が一番知っている」19年ぶり競演も横浜Mに敗戦

 横浜FC・三浦知良
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 「天皇杯・3回戦、横浜M2-1横浜FC」(14日、ニッパツ三ツ沢競技場)

 J2横浜FCのFW三浦知良(52)とMF中村俊輔(41)がそろって先発、19年ぶりに競演したが、J1横浜Mに1-2で敗れた。J2甲府がJ1首位のFC東京に1-0で競り勝ち、アマチュアシードの法大はJ1G大阪を2-0で破って16強入り。前回優勝のJ1浦和はJ2水戸に2-1で逆転勝ちした。

 日本サッカー史を形作ってきた2人の生ける伝説が、19年ぶりにピッチ上で共演した。

 FWカズとMF中村。そろっての先発は2000年2月20日の日本-マカオ戦以来。試合前、カズは中村に最後に代表で競演した同年6月のジャマイカ戦を引き合いに「後ろからどんどん指示出して動かしてくれ」と声をかけたという。

 互いのパス交換こそ少なかったが、開始早々にゴール前でこぼれ球に反応したカズ、ボランチとしてチームに落ち着きを与えた中村と、熟練の動きを見せた。中村は0-2の後半17分、カズの交代時に「まだチャンスはある。後を頼むぞ」という言葉と共にキャプテンマークを渡された。

 「ああいう選手と一緒にできるのは幸せ。こういう時代でも互いにピッチに立てているのは、みんなへの感謝」とカズが語れば、中村も「カズさんのすごさは自分が一番知っている。ヘタなプレーはできなかった」。J1の壁は厚く、1-2で敗れたものの、2人のレジェンドが横浜の夜を熱くさせた。

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