法大がジャイアントキリング!J1G大阪を撃破 先制弾MF大西「優勝を目指す」
「天皇杯・3回戦、法大2-0G大阪」(14日、味の素フィールド西が丘)
アマチュアシードの法大はJ1G大阪を2-0で破って16強入り。J2横浜FCのFW三浦知良(52)とMF中村俊輔(41)がそろって先発し、19年ぶりに競演したが、J1横浜Mに1-2で敗れた。J2甲府がJ1首位のFC東京に1-0で競り勝ち、前回優勝のJ1浦和はJ2水戸に2-1で逆転勝ちした。
鮮やかな先制パンチだった。前半24分、法大のMF大西遼太郎(4年)が右足ミドル弾。ショートパスを受けて中央から狙いすまし、相手GKを破った。格上のG大阪を相手に会心の一発を決めたボランチは「今までにはなかった感じ(の喜び)がありました。興奮しました」と歓喜をあらわにした。
現チームの立ち上げ当初から掲げてきたJ1勢撃破の目標を達成したことになるが、ここでとどまるつもりはない。「チャレンジャー精神とアグレッシブさを忘れずに、優勝を目指したいです」と、さらなる旋風を巻き起こすつもりでいる。