J1鹿島の経営権を取得のメルカリ、持ち株比率は61・6%

 株式会社メルカリ(以下、メルカリ)と日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は30日、日本製鉄およびその子会社が保有するサッカーのJ1鹿島の発行済株式72・5%のうち、61・6%をメルカリに譲渡する、株式譲渡契約を締結したと発表した。

 今後、J1鹿島の持ち株比率はメルカリが61・6%、日本製鉄が11・0%、地方自治体が10・8%、その他企業が16・6%となり、メルカリが鹿島の経営権を取得することになる。

 鹿島は住友金属工業蹴球団が前身。住友金属は1947年の創部から支え、93年に開幕したJリーグ初年度から鹿島を支えていた。2012年に新日鉄と経営統合後も鹿島の筆頭株主を務めてきたが、クラブの経営権を初めて手放すことになる。

 メルカリはスマートフォン向けのフリマアプリの企画・開発・運営を行うIT大手で、2017年から鹿島のオフィシャルスポンサーに名を連ねていた。

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