神戸ビジャ華麗なダブルタッチ弾で3戦連発も「勝利が一番大事」フィンク体制初黒星

 「明治安田生命J1、清水2-1神戸」(IAIスタジアム日本平)

 神戸は元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)の3試合連続ゴールも勝利に結び付けられなかった。トルステン・フィンク監督(51)は就任後、天皇杯も含め公式戦初黒星となった。

 前半26分に先制点を許した直後の同29分だった。FW古橋が前方に送った浮き球に、ビジャはDFを背負いながら鋭い反転で抜け出すと、飛び出したGKの鼻先で右足→左足と華麗なダブルタッチ。鮮やかにゴールへ流し込み、わずか3分で試合を振り出しに戻した。

 22日の大分戦から3試合連続ゴール。直近6戦6発の荒稼ぎで今季10得点目とし、暫定ながら得点ランク単独首位に躍り出た。2桁得点もリーグ一番乗り。スペイン代表歴代最多59得点を誇る決定力は健在だった。

 ただ、試合は後半24分にロングスローからドウグラスに頭で決勝点を決められ敗れた。失意のビジャは「得点を決めることは自分の自信を保つためには良いことだが、最終的にはチームの勝利が一番大事。試合としては五分五分だったが、相手はセットプレーで準備していたプレーを決めたので結果こうなった」と、悔しさを押し殺すように語った。

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