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【福西崇史 熱血EYE】個々が成長し強豪に対応 ブラジル戦を見たかった

 前半、先制ゴールを決める中島=ベロオリゾンテ(ロイター=共同)
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 「南米選手権・1次リーグ、日本1-1エクアドル」(24日、ベロオリゾンテ)

 日本は1次リーグ第3戦でエクアドルと引き分け、初の8強入りを逃した。準々決勝には各組2位までと3位の成績上位2チームが進出。2分け1敗でC組3位の日本は、B組3位のパラグアイと勝ち点2で並んだものの得失点差で及ばなかった。

  ◇  ◇

 勝ち上がる可能性があっただだけに、悔しい引き分けになった。試合運びも1、2戦に比べたら落ち着いていたし、攻撃も2列目の三好、中島、久保にいいパスが入り、いい形を作れていた。

 問題は1-1から勝ち切る力。相手も勝たねばならない状況で、がっちり守られたわけではない。互いに攻め合う中で、日本にチャンスはあったのに得点できなかった。上田は動き出しは抜群なのにコントロールミスしたり、前田もいい形で裏に抜け出しているのにシュートを打ちきれなかった。こういう部分のレベル、精度は必ず上げないといけない。

 これだけ若いチームで大会に臨むのは正直、不安もあった。だが試合ごとに個々が成長し、強豪相手に対応できた。これは自信にしていいし、必ず今後につなげてもらいたい。

 例えば久保は同じトップ下で先発したチリ戦と比べて、この日は十分に相手に脅威を与えていた。もともとサイドに流れてボールを受けるのはうまい選手で、そこから中央へドリブルする持ち味を出せていた。中でボールを受けてからはゴールの意識も高く、スルーパスも出せた。

 三好はこの日も十分に怖さを見せたし、シュートも打った。上田の動き出しの良さも目立った。杉岡は3試合を通じてどんどん良くなったし、岩田は安定していた。板倉も2戦目よりはるかに動きが良かった。だからこそ、彼らがブラジルと戦う姿を見たかった。返す返すも、悔しい引き分けだ。(02年日韓、06年ドイツW杯日本代表=デイリースポーツ評論家)

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