メキシコクラブが柴崎獲得へ根回し スペイン紙報じる

 サッカーメキシコ1部、クラブ・ウニベルシダ・ナシオナルが、スペイン1部ヘタフェの日本代表MF柴崎岳(27)の獲得に動いていると21日、スペイン紙マルカが伝えた。現場、フロントの双方が日本の司令塔獲得を悲願としているという。

 記事によると、通称プーマスを指揮することになった元スペイン代表選手のミチェル監督が柴崎の獲得をリクエスト。またロドリゴ・アレス会長にとってもクラブ史上初の日本人選手獲得に積極的で、今年1月の移籍市場でも柴崎引き抜きに動いていたという。事実プーマスは所属選手の1人と契約解除して選手枠を確保する計画だとしている。

 一方、柴崎に対しては他のクラブも関心を持っているほか選手自身は南米選手権終了まで去就に関した動きをしない方針。すぐに決着がつく見通しではないと考えられる。

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