FC東京悔しい敗戦 17歳久保建不発…試合後に体調不良訴える

 「明治安田生命J1、C大阪1-0FC東京」(25日、ヤンマースタジアム長居)

 首位のFC東京はC大阪に1-0で敗れた。FC東京は2試合連続得点中だったMF久保建英(17)が不発で、今季初黒星を喫した。

 開幕から続けてきた無敗の歩みが止まった。「負けて悔しいです」。試合後の会見場、長谷川監督の第一声は大きかった。

 一瞬の隙を突かれた。第8節の広島戦から、リーグ5戦連続で完封を続けてきた守備陣だったが、後半33分に被弾。同7節の鹿島戦以来、563分ぶりの失点を献上した。安定した守備を続けていただけに、DF森重は「防げた失点だった」と悔やんだ。

 頼みの攻撃陣も不発だった。2戦連続ゴールのMF久保建は右サイドからチャンスメークを試みたが得点にはつながらず。A代表にも初選出された17歳は試合後に体調不良を訴え、チームドクターの判断で取材エリアに姿を現さなかった。

 それでも首位は堅持。「いつかは負ける。負けてなかったのでより悔しいが、それを強さに変えていく」と主将MF東。ここで失速するつもりはない。

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