若~い森保JAPAN南米ガチ修行 東京五輪金獲るため!テーマは「成長」

 日本サッカー協会は24日、南米選手権(6月14日開幕・ブラジル)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。MF久保建英(17)=FC東京、GK大迫敬介(19)=広島=らが前日発表された親善試合に続いて選出され、東京五輪の対象となる22歳以下の選手が18人を占めた。森保一監督(50)は、13人の初招集選手を含めた若武者中心の編成で臨む大会のテーマに関して「成長。それに尽きる」。南米での貴重な体験を飛躍のきっかけとし、東京五輪での金メダル獲得につなげる考えを示した。

 若き日本代表が、南米での“武者修行”に臨む。森保監督が選んだ23人の平均年齢は22・22歳(発表時)。「若い選手がこの素晴らしい大会に出ることで、選手の成長につながり、来年の東京五輪もプラスになると思っている」。その目は未来へと向けられていた。

 苦しい台所事情もあった。日本が所属するアジア連盟主催の大陸選手権でないため、クラブ側に選手の派遣義務が生じない。完全アウェーの南米での公式大会という、絶好の強化の場でありながら、前日の親善試合で選出したようなフルメンバーでの編成はかなわなかった。だが、そこは東京五輪代表も兼任する指揮官だ。

 「東京五輪でわれわれは金メダルを獲りたいと思ってる。そのためには、A代表で活躍できるほどの選手が出てこないと目標達成は難しい。今回の南米選手権で1試合でも多く勝ち進み、選手が厳しい環境の中で成長してA代表としての活動、来年の東京五輪につながれば良い」。厳しい環境での戦いは五輪チームの強化に加え、A代表の裾野を広げる意味も持つ。

 大会のテーマは「成長。そこに尽きる」。その上で「チームとしては勝ちにこだわる。ピッチに立ったら11対11の戦い。選手には対峙(たいじ)する相手には攻守両面で上回って、それぞれの責任で戦うことを求める。まずは1次リーグ突破を目標に戦いたい」。ブラジルでの経験を「金メダル」へと昇華させる。

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