神戸・吉田監督うなだれる 公式戦9連敗…ルヴァン杯1次リーグ敗退

 「ルヴァン杯・1次リーグ、神戸1-3名古屋」(22日、ノエビアスタジアム神戸)

 A組でJ2から参戦の長崎が横浜Mを3-1で破り、同組2位でプレーオフ進出を決めた。札幌は湘南と引き分け1位。前回覇者の湘南は最下位で敗退した。B組は仙台とFC東京、C組はC大阪と名古屋、D組はG大阪と磐田が突破。ホームアンドアウェー方式で8強入りを争うプレーオフは6月19、26日に札幌-磐田、仙台-名古屋、C大阪-FC東京、G大阪-長崎のカードで行われる。

 連敗が止まらない。C組の神戸は公式戦9連敗となり、1次リーグ敗退が決まった。サイドバックに負傷者が相次ぐ中、吉田監督は今季初の3バックを採用したが、後半にセットプレーの流れから3失点。セカンドボールの回収で後手に回り「もったいなかった」と、指揮官はうなだれた。

 ただ、初先発のMF中坂がチーム最多4本のシュートを放つなど若手が起用に応え、MF山口も「今までより全体的に戦えていた」と手応えも口にした。

 ゴール裏から激しいブーイングを浴びせられたが、DF那須が試合後に「つらい時こそ力を貸してください」と呼び掛けた。歴戦のDFは「どこかに火を起こして熱量を増やさないといけないと感じた」と説明。次節湘南戦で“熱”をたぎらせる。

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