浦和-湘南で物議呼ぶ判定 湘南MF杉岡のシュート ネット揺れるも得点認められず
「明治安田生命J1、浦和-湘南」(17日、埼玉スタジアム)
前半に湘南MF杉岡大暉のシュートをめぐり、“誤審”騒動が起こった。
問題のシーンは前半31分に発生する。MF長沢、FWナバウトのゴールで浦和が2点をリードする中、前線で湘南MF梅崎の縦パスを受けた杉岡が浦和DF宇賀神をかわし振り向きざまに左足シュート。ボールは右ポストの内側に当たりそのまま左サイドネットに包まれ、フィールドに戻ってきた。ゴールを奪われたと思ったのか浦和GK西川はがっくりした表情でボールを拾って、センターサークルに向けて投げ返す。
しかし山本雄大主審はゴールを認めず試合を続行。西川が力なく投げ返したボールのまま試合は進み、浦和が湘南ゴール前まで攻め込んだ。
この判定に対し、チョウ貴裁監督はベンチを飛び出し、選手とともに猛抗議。7分近く試合は中断したが、結局判定は変わらず。2-0のまま試合は再開となった。
この試合はJリーグの村井満チェアマン、日本代表の森保一監督も視察。VAR導入の必要性などの声があがりそうなシーンとなった。