ポドルスキ3日間謹慎処分だった…先月28日川崎戦欠場公表で 

 J1神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)が1日、神戸市内で行われた公開練習に参加し、4日ぶりに公の場に姿を見せた。取材に応じた三浦淳寛スポーツダイレクター(SD=44)は、ポドルスキが自身のツイッターで4月28日の川崎戦欠場を事前に公表したとして、3日間の謹慎処分を下していたことを明かした。

 練習場に現れたポドルスキは笑顔だった。太もも裏に負傷を抱える背番号10は非公開での別メニュー調整ながら、芝の感触を楽しむようにダッシュを繰り返し、ボールを蹴った。

 ポドルスキは練習前のミーティングでチーム全体へ謝罪したといい、三浦SDは「すごく反省している。チームが一つになることが一番大事。ネガティブな話をしても前に進まない」などと話し、騒動の収束を強調。川崎戦が行われた4月28日から3日間の謹慎処分だったと明かした。

 神戸では昨季も当時在籍していた別の選手がイニエスタの欠場を知人に漏らし、SNSを通じ拡散したことでクラブから1カ月の謹慎処分、Jリーグからもけん責処分が下されていた。当時の処分との比較について、三浦SDは「クラブとしては全然違うと思っている。Jリーグ側からも、どうこうというのもない。クラブとしてそういう判断をしたということ」と説明した。

 ポドルスキは2日ぶりにツイッターを更新し、練習復帰を報告。ただ、次節札幌戦(4日、札幌ド)については吉田監督が「日々の状況を見ながら」と話すなど出場は微妙な状況だ。練習場を後にする際には関係者に「また明日」と告げたポドルスキ。4連敗と低迷するチームの救世主となれるのか-。

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