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新生神戸に非常事態 ビジャ欠場濃厚…ポドルスキお騒がせ

 「明治安田生命J1、浦和-神戸」(20日、埼玉スタジアム)

 監督交代と主将返上に揺れる2連敗中のJ1神戸は19日、神戸市西区のいぶきの森球技場でアウェー浦和戦(20日、埼スタ)に向けて非公開の最終調整を行った。再登板した吉田孝行監督(42)は「死ぬ気で頑張るしかない」と悲壮な決意をにじませたが、元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)の欠場は濃厚で、同MFアンドレス・イニエスタ(34)の出場も微妙な情勢。非常事態の中、難敵に挑むことになる。

 張り詰めた空気が神戸の現状を物語っていた。リージョ監督の突然の契約解除を受け、約8カ月ぶりに復帰した吉田監督は「厳しい試合になるが、われわれも戦いに行く。死ぬ気で頑張るしかない」と悲壮感を漂わせた。

 17日の監督交代から準備期間はわずか3日間。3試合9失点を喫している守備の再構築が喫緊の課題だが、「足りないものを付け加えていくには時間がなさ過ぎる。少しずつやるしかない」というのは偽らざる本音だ。

 懸念は守備だけでない。吉田監督は「ケガ人に関しての情報に関して話すのは難しい」と言葉を濁したが、右脚に負傷を抱えるビジャが2試合連続で欠場することが濃厚。チームトップの3得点を叩き出しているエースを再び欠くことになる。

 さらにイニエスタにも欠場の可能性が浮上した。練習を終えたイニエスタは私服に着替え、車で練習場を後にした。遠征に向かうバスの出発は非公開のため、イニエスタが練習場に戻って乗車したかは確認されていない。イニエスタが欠場すれば今季初。「V」「I」不在となれば攻撃力低下は避けられない。

 “VIP”の一角として期待を集めるポドルスキだが、17日に主将を降りたと自身のSNSで明かし、18日にも意味深なツイートを投稿するなど、ピッチ外を騒がせている。主将返上の経緯について問われた吉田監督だが、「自分から何か言うとゴチャゴチャするので、ここで変に騒ぐというのは試合前にしたくない。コメントは差し控えたい」と話すにとどめ、新たな主将についてもクラブから正式発表の予定はない。

 目標に掲げるアジア・チャンピオンズリーグ出場権獲得へ再浮上を期す。前途を覆う霧を晴らすには、3試合ぶりの勝利が何よりも必要となる。指揮官はメンバー入れ替えについて多くを語らなかったが、「戦えない選手は試合には出られない」と力を込めた。DF大崎は「世間はざわついているけど僕らはピッチで戦うことしかできない。ピッチで結果を残すだけ」とチームの思いを代弁した。神戸の真価が問われる一戦となる。

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