鹿島が逆転勝ち ロスタイム2発!セルジーニョV弾

 「ACL・1次リーグ、慶南2-3鹿島」(9日、昌原)

 2連覇を狙うE組の鹿島はアウェーで慶南(韓国)に3-2で逆転勝ちし、勝ち点7で首位を守った。G組の浦和はホームで全北(韓国)に0-1で敗れ初黒星。勝ち点4のままでトップを譲った。

 芝が所々はがれたピッチに冷たい雨が降り注ぎ、不規則な強風も吹き付けた。鹿島はアウェーで酷な条件に苦しんだが、土壇場の2ゴールで劇的な逆転勝ち。決勝弾のMFセルジーニョは「勝ち点3を取れてうれしい。誰も諦めなかった」と声を上ずらせた。

 DF犬飼が退場処分を受け、10人になった1-2の後半ロスタイム。「最後までピッチに残してくれたので、絶対に取りたかった」というFW金森が執念の同点弾を押し込む。さらにセルジーニョが右足で豪快な一撃を突き刺した。

 0-2と先行される厳しい展開をひっくり返し、大岩監督は試合内容を反省しつつ「勝ち点3は彼らの成功体験として強く残る」とうなずく。必死につかんだ白星の重みをかみしめ、MF三竿は「自信がついているし、もっと良くなる」と手応えを口にした。

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