本田圭佑「絶対出る」凱旋弾&真剣談 あと499日…東京五輪へノンストップ宣言!

 「ACL・1次リーグ、広島2-1メルボルンV」(12日、エディオンスタジアム広島)

 F組はメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)の元日本代表MF本田圭佑(32)が先発出場し、後半26分に一時同点のゴールを決めた。広島に1-2で敗れたものの、オーバーエージ枠での出場を目指す東京五輪へ「ノンストップ」宣言が飛び出すなど本田節がさく裂した。E組の鹿島はアウェーで山東(中国)と2-2で引き分けた。

 本田はどこまでも“ケイスケホンダ”だった。得点を奪いながらも黒星を喫した試合後の取材エリア。「やれることはやったんで仕方ないっていう感じ。残念は残念です」。悔しさをにじませていたが、目標と公言し、ちょうど500日前となる2020年東京五輪に話題が及ぶと言葉に熱がこもった。

 「いやあもう、ノンストップっすよねえ。ケガが最大の敵。ケガなくやれれば絶対に出られると思っているので。で、出るだけじゃなくて。本当にメダルを取りにいけるプロジェクトで動いている」

 ロシアW杯を最後にA代表からは退いた32歳。だが「まだまだ成長できる余地がある。現状維持じゃなくて向上していく。そういう『ホンダケイスケ』を見せたい」と語る。

 試合ではその力を示した。1点を追う後半26分、勝負強い男の嗅覚がさく裂。右サイドに展開されると、この日一番のスプリントを見せてゴール前に突進。クロスを左足で合わせた。

 ピッチ内外でも存在感を発揮する金狼。「本当にプレーファースト。(五輪は)満足いく形でピッチに立てていないと意味はない。それ以外のところの影響力は、特段話す必要がない」。大きな野心を、成就させられるか。

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