「明治安田生命J2、長崎1-0横浜FC」(24日、トランスコスモススタジアム長崎)
今季から指揮を執る長崎・手倉森監督が劇的勝利で初陣を飾った。決勝点は0-0で迎えた後半45分、途中出場のFW長谷川が浮き球を左足ボレーで沈めた。
13年の仙台以来6年ぶりにJクラブで采配を振るった指揮官は「久々のゴールだったが89分まで待たされた」と笑いを誘った。かつて率いたリオ五輪代表のように“柔軟性と割り切り”を掲げ、忍耐強く戦い開幕戦勝利を手にした。「いい勝ち方だった。チームの成長を加速させる」と手応えを得た。