本田圭佑、復帰後初得点 PKでGKの動き「全然みてますよ」

 「オーストラリア・Aリーグ、ウェリントン・フェニックス1-1メルボルン・ビクトリー」(15日、オークランド)

 メルボルン・ビクトリーに所属する元日本代表MF本田圭佑は後半10分から途中出場した。後半22分には同点PKを決め、昨年12月14日のブリスベン・ロアー戦以来、負傷からの復帰後では初となる得点を挙げた。今季6得点目。本田による有料メルマガ「CHANGE THE WORLD」でのインタビューには、「目に見える良い結果」とポジティブに語っている。

 ニュージーランドからリーグに参戦しているウェリントンと、敵地での試合で途中出場した本田は、DFリー・ブロックスハムがエリア内で倒されて得たPKでキッカーを務め、GKの逆をついてシュートを蹴り込んだ。同メルマガでのインタビューでは「全然みてますよ」とGKの動きを見極めた上で蹴り込んだと振り返り、「まあ、試合に勝てなかったのは残念ですけど、僕としては復帰してからすぐにゴールを取れたというのは、まあ、足も今の所問題ないし、自分自身の調子をあげていくためには目に見える良い結果ということは間違いないですね」と語っている。

 右太もも裏の負傷で昨年12月から約2カ月戦線を離れたが、前節で復帰。今回の第19節では試合は引き分けに終わったものの個人としてはPKでの得点と結果は上向いている。

 コンディションについての質問に本田は「まあ、コンディションは満足できないですけど、足は大丈夫です。ただ、チーム状況を考えると、正直足が良ければコンディションが良くなるまでという悠長なこと言ってられないんで、一刻も早くチームのために、勝ち点取るために、ちょっとブサイクな感じでもピッチに立ち続けなあかんと思いますね」と心境を語った。(本田のコメントは許可されているものを引用しています)

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