主将の吉田は厳しい表情「前半2失点が勝敗を分けた」VARで痛恨PKも献上

 「アジア杯・決勝、日本1-3カタール」(1日、アブダビ)

 日本は前半立て続けに2失点を喫するなど後手にまわり、2大会ぶり5回目の優勝はならず、準優勝に終わった。森保一監督が就任後、日本代表は12試合目で初黒星となった。

 主将のDF吉田麻也(サウサンプトン)は優勝に届かず厳しい表情で試合を振り返った。「相手は中2日にも関わらず、いい準備をして僕ら以上にアグレッシブに戦ってきた。前半2失点してしまったことが、勝敗を分けてしまったんじゃないかなと思う」。前半の2失点が重くのしかかった。

 後半開始から猛攻を仕掛けるも追いつけなかった。「よりアグレッシブに、より早いテンポで試合を進めようとしたんですけど、前半に受け身になってしまったことが尾を引いた」。1点差まで迫ったが、そこで自身のハンドからPKを与え、致命的な3点目を奪われた。

 主将として臨んだ大会で準優勝。「まだまだ足りないことだらけ。自分自身もそうですし、チームとしても一瞬の隙を突かれてしまったというのは学ばなければいけないことがたくさんある。次のコパアメリカ、その次のワールドカップ予選でひとつひとつ成長して次のワールドカップにつなげないといけない」と話した。

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