オマーン・ファーベーク監督 日本を“丸裸”オシム&岡田ジャパンに勝利した難敵

 「アジア杯・1次リーグ、日本-オマーン」(13日、アブダビ)

 2大会ぶり5度目のアジア杯優勝を目指すサッカー日本代表は、1次リーグ突破をかけて13日にオマーン代表と対戦する。同代表を率いるピム・ファーベーク監督(62)は、Jクラブ監督の経験があり、韓国代表、オーストラリア代表を指揮して日本とも対戦経験があるなど、日本を知り尽くす存在。ウズベキスタンを相手に初戦を落としたオマーンは、徹底的な分析で日本を“丸裸”にして背水の一戦に臨む。

 次なる相手も一筋縄ではいかなそうだ。オマーン代表は、現地10日夕に冒頭15分間をのぞく非公開練習で調整。1-2で敗れたウズベキスタン戦に続いて2連敗となると、16強進出が難しくなるだけに、選手たちは鬼気迫る表情を見せた。

 オマーン代表にとって対日本戦は、Aマッチで8敗3分けと未勝利。だが下馬評で有利な日本にとって厄介な存在となるのが、ファーベーク監督だ。大宮、京都とJクラブを歴任し、韓国代表とオーストラリア代表を率いて日本と対戦。韓国代表では07年のアジア杯・3位決定戦でPK戦の末にオシムジャパンを退け、オーストラリア代表ではW杯南アフリカ大会予選で岡田ジャパンに1勝1分けと無敗を誇る。

 この日、指揮官は日本メディアの取材に応じず。だがオマーン代表関係者は「ピム(監督)は日本代表23人すべてを知っていると話している」。徹底的に分析しているという。

 取材に応じたGKのA・ラワヒは「トルクメニスタン戦の映像は少し見たが、あれが日本の本当の実力とは思わない。我々の目標は1次リーグの突破だ」。16強に向け、難敵を退けられるか。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス