森保監督、最善の準備「みんなで考えながら」【一問一答3】

一礼して退室する日本代表・森保一監督=JFAハウス(撮影・棚橋慶太)
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 日本サッカー協会が12日、来年1月に行われるアジアカップ(9日初戦、UAE)に出場する日本代表23人を発表した。JFAハウスでの会見で、代表チームで成長させたい点を問われた森保一監督は「どういう最善の準備をしていったらいいかということをみんなで考えながらやっていければ」と、練習やプレー以外の面でもどうサッカーに生かしていくかを選手に考えてもらいたいと述べた。以下、一問一答の要旨3。

 -斉藤俊秀コーチが引き続きスタッフに入っている。

 関塚技術委員長「来年度の活動に向けて、以前もお話していた通り、今、兼任ということで、サムライブルーとU-22の活動においてコーチを増員するというところで、斉藤俊秀コーチをこの大会から、事前のキャンプから加えることにしました。その後の1回1回の振り分けは“チーム森保”に、監督にお任せしているので、そこのところに対しては森保監督が狙いとするところでのコーチングスタッフの編成ということにこれからはなると思います」

 森保「今、関塚委員長が言われた通りに、私がA代表と東京五輪チームを見させていただいている中で、スタッフを預からせていただいて、その中でA代表とオリンピックチームのスタッフを動かしていくということでやっていくことは、話の中で確認をとりながらやってきています。これからも基本的に、っていうところはありますけど、その活動の状況を見て、スタッフはA代表と東京オリンピックチームとを動きながらっていうことも、やっていければなというふうに思います。大切なのは両方の活動の中で、まずチームがうまく動くこと。選手が思いきりプレーできること。チームファースト、プレーヤーズファーストでわれわれスタッフの編成もしていきたいというふうに思っています」

 -アジア杯を通じて一番成長させたいところはどこか。

 森保「結果にこだわっていくことは私も選手に言っていますし、選手もこだわりをもって一試合一試合これまでのキリンチャレンジの中で、やってくれていると思っています。今回の試合も、どこが成長ではないですけど、本当に勝つためにわれわれが試合の中で、練習の中で、そしてオフザピッチの時間の中で、結果を出すためにどうやって過ごしていったらいいか、どういう最善の準備をしていったらいいかということをみんなで考えながらやっていければなというふうに思っています」

 (続けて)「勝つために柔軟な対応力をということを(質問者が)おっしゃっていましたが、まさにそういうところはこの試合でも、試合の流れをチームで、ピッチ内の選手がつかみながら修正していく、対応していくというところ。臨機応変に選手がやってもらえるように、まずはいろんなことを想定しながら最善の準備をするこということを、トレーニングの中でやっていきたいと思います。すいません、質問の答えとちょっと違いますけど…。すべての部分でチーム力としては上げていかなければいけないと思います。それは個でもチームでも。われわれが強くなればなるほど、結果は付いてくるというふうに思いますので、そう思ってやっていきたいと思います」

 -トレーニングパートナーの選手はいるのか。

 森保「(少し関塚委員長と確認)トレーニングパートナーの件については関塚委員長にはお話させていただいています。アジアカップに向かうまでの国内キャンプの中で、海外から帰ってくる選手、あるいは国内でプレーしていた選手も、コンディション等々、今はどうなっているのか、その時に、想定と違う場合があることが考えられますし、そういった時によりいいトレーニングの効果を発揮するために、トレーニングパートナーとして選手をお願いしますということで、日本代表選手以外の選手をお願いしますということで言っています。それがどこの選手かということはまだ決まっていませんし、今、お答えできることはトレーニングパートナーはお願いしているということで、恐らく数名の選手が国内キャンプの時には来てもらうことになると思います」

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