清水GK六反、起死回生の同点弾 J1でGK弾は22年ぶり

 「明治安田生命J1、清水3-3神戸」(24日、IAIスタジアム日本平)

 3-2と神戸の1点リードで迎えたロスタイムが18分50秒に達し、後半59分に同点に追い付かれた。神戸は退場者2人、清水は負傷者2人を出す大荒れの展開は結局、後半64分に3-3で終了した。

 清水GK六反が起死回生の同点ゴールを決めた。後半59分にMF石毛のCKを頭で合わせた。GKの得点はJ1では1996年の浦和GK田北以来22年ぶり。逆光の影響で喫した2失点による自責の念や、前日に急逝した久米GMへの思いなどがあふれ「死んでも忘れられない戒めの試合になる。(引退する)兵(兵働)さんが決めさせてくれた」と、試合後は人目をはばからず涙に暮れた。

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