FC大阪アウェーでの「阪奈ダービー」に完勝 年間順位暫定2位に再浮上

 FC大阪スターティングメンバー
3枚

 「JFL、奈良ク0-2FC大阪」(27日、奈良県立橿原公苑陸上競技場)

 サッカーJFL第2ステージ第12節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪は、アウェーで奈良クラブに完勝した。

 秋の夜空、肌冷えする中行われた阪奈ダービー。第2Sの勝ち点で並ぶ両チームの戦いとなった。前半はFC大阪がペースを握る。前線からの素早いプレスで相手の攻撃の目を摘み、ボールを失わない。しかし、ここ6戦無失点の奈良クの守備も固く、FC大阪はなかなかシュートまで持ち込むことができない。決定的なシーンが訪れたのは25分。だがこのシュートは枠を捉えきれず得点とはならなかった。

 しかしその5分後、DF舘野からのロングパスが一度相手にはじき返されるが、そのボールを拾ったMF木匠がドリブルで持ち込んでシュート。これが相手ゴールに突き刺さり、FC大阪が待望の先取点をあげる。前半に追加点を挙げることはできなかったが、奈良クには1本もシュートを打たせない完璧な試合運びで折り返す。

 後半に入ると奈良クが立て直し、ボールを持つ時間が増える。29分には相手に決定的なシュートを放たれるが、GK永井が好セーブで阻んだ。追加点を狙うFC大阪は後半ロスタイム4分、カウンターから前日に23歳の誕生日を迎えたMF水野がスーパーミドルを相手ゴールにたたき込み2-0として試合終了。2試合連続の完封勝ちで阪奈ダービーを制し、暫定ながら年間順位2位へと再浮上した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス