ベティス乾、ACミラン戦に出場せず 「腐るような年齢でもない」
「欧州リーグ、ACミラン1-2ベティス」(25日、ミラノ)
ベティスの乾貴士は後半にアップしたものの、プレーすることはなかった。試合はベティスが前半30分に先制。後半10分にも1点を追加すると、ミランの反撃を後半38分の1点に抑えて逃げ切った。同選手の試合後コメントは以下の通り。
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-ベンチからどう試合を見ていたか。
「そうですね。スぺインとは全く戦い方が違うのでそういうところも楽しみながら見てました。どういうふうにやってくるのかなとか。あとはまぁ、今日はどうしても勝ちたかった試合なので、勝てればいいなぁと思っていました」
-勝ち点3を奪ってグループ首位になった。ただ個人で言えばコンスタントな出場機会が得られていない。どうやってモチベーションを保っているのか。
「いやもう、やるしかないと思っていますので、そこはプロですし30歳になりますし。今までそういう経験もありますし、ここで腐るような年齢でもないですし。しっかり練習からアピールするしかないかなと思っています」
-イタリアのサッカーについて代表のチームメイトからアドバイスなどはあったか。
「いや、そういうのは全くないです」
-監督の戦術に関して、こういう所を合わせていかなければとか、こういう所が課題だとか考えていることはあるか。
「守備はそんなに戦術的なところはないんですけれど。攻撃的なチームでつなぐ所を重視していますし、そういう部分で自分はまだまだ物足りなさを感じられていると思いますし、自分もそういうところは物足りないので。その中でしっかりつなぐ所だったり、ボールを落ち着かすだったり、そういうのをやりつつ自分の良さを出していかないのかな、とは思っています」
-自分の良さとは?ドリブルで仕掛けてシュートまでもっていく?
「まぁ、そうじゃないですか。はい」
-イタリアのサッカーをどう見たか。
「1チームだけなんでわかんないですけれど、イタリアのサッカーがというかミランのサッカーはしっかりつないできてましたし、ただ崩すところがうまくいかなかった。うちもそうなんですけど、そういう印象があったんで、その辺が向上すればすごくいいチームになるんじゃないかなと思いました」