リージョ神戸、初陣ドロー 後半イニエスタ3戦ぶり投入も勝ち越せず

 「明治安田生命J1、神戸1-1長崎」(6日、ノエビアスタジアム神戸)

 フアンマヌエル・リージョ監督(52)が初采配となった神戸は最下位の長崎と1-1で引き分け。連敗は5で止まったが、6戦勝利なしとなった。

 相手の倍以上の17本のシュートを放ち、神戸は間違いなく試合を支配した。それでも結果は1-1。最下位を相手に、連敗こそ5で止まったが、積み上げた勝ち点は「3」でなく「1」にとどまった。

 初采配となったリージョ監督は「70分くらいまで高いリズムでできたが、20分は疲れてしまった」と述べた。それでも「悪い流れを断ち切るために、引き分けも受け入れる結果だと思う」と、前向きに受け止めた。

 前半22分に先制を許し、30分にDF三原が同点弾。その後は、押しながら点が奪えない。後半14分には「まだ100%じゃない」というMFイニエスタを3試合ぶりに投入。好機を演出したが、得点には至らなかった。

 イニエスタは「変化には時間がかかるもの。今はいい練習ができている。あとは結果がついてくる」と、新監督への信頼と期待を置く。リージョ監督も「15日間中断期間がある。きょうは続かなかったリズムが、90分続けられるようにやっていく」。チームを再建させる自信をのぞかせた。(鈴木創太)

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