サッカーイラン代表監督で、９６～９７年にＪ１名古屋を率いていたカルロス・ケイロス氏のコロンビア代表監督就任が浮上した。２３日までに同国のラジオ局カラコル・ラジオが伝えている。

　同局によると、コロンビア協会が２４日開催のザ・ベストＦＩＦＡフットボールアワーズに合わせて、同氏と話し合いの場を持つべく調整しているという。

　今年まで６年にわたってコロンビア代表監督を務めてきたホセ・ペケルマン氏の後任候補に挙がっている。

　ケイロス氏のイラン代表はロシアＷ杯グループリーグで敗退したものの、初戦でモロッコに勝利。最終戦でもＦＷクリスティアノ・ロナウドを擁するポルトガルに、あと一歩のところまで迫る善戦を展開したことが評価されているという。

　ケイロス氏はマンチェスター・ユナイテッドのアシスタントコーチやレアル・マドリード監督などを務めたほか、ポルトガル、ＵＡＥ、南アフリカ、イランなどの代表監督を歴任している。