J1清水、喪章付けてプレー さくらさんへ勝利捧げる!まる子も“ベンチ入り”

横浜M-清水 前半、同点ゴールを決める清水・金子(30)=日産スタジアム
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 「明治安田生命J1、横浜M-清水」(29日、日産スタジアム)

 J1清水は、静岡市清水区出身で15日に乳がんのため53歳で死去した国民的漫画「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこさんへ哀悼の意を表し、ユニホームに喪章を付けて試合に臨んだ。

 同じホームタウンのさくらさんとは、クラブ創設20周年の2012年に記念イラストを寄せてもらうなど縁も深かった。選手はユニホームの右袖に喪章を付けた。

 クラブの公式ツイッターは試合前、ベンチの写真を掲載。そこには清水のチームカラーであるオレンジのゲームシャツを着て、清水のフラッグを持ったまる子のぬいぐるみが写っている。20周年にさくらさんが寄せた記念イラストとメッセージもベンチに掲げられ、ツイッターには「みんなの力を結集して、今日こそ勝つ!」と記した。

 さくらさんに勝利を捧げたい清水だが、前半2分に左CKから横浜MDFドゥシャンに先制される。それでも27分に左サイドを崩してからのクロスをMF金子が左足で決めて同点に追いついた。

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