「明治安田生命J1、広島2-2湘南」(5日、エディオンスタジアム広島)
首位の広島は湘南に終盤追い付かれて2-2で引き分けた。
あまりに痛いミスだった。首位・広島が1点リードで迎えた後半ロスタイム。DF和田が浮き球を頭でGK林に戻そうとしたが、ボールは無情にも守護神の頭上を通過して自陣のゴールへ。勝ち点3が霧散した。
広島は6日に原爆投下から73年の「原爆の日」を迎えるため、試合前には両チームそろって黙とう。広島にとって特別な日を迎える前の一戦だった。城福監督は「今日の内容で勝ち点1は、負けに等しい。受け入れがたい。この悔しさを次につなげたい」と声を絞り出した。