森保監督 就任後初の広島視察「ニュートラルに全クラブを見ている」

 「明治安田生命J1、広島2-2湘南」(5日、エディオンスタジアム広島)

 首位を走る広島は、ホームで11位の湘南と対戦して2-2で引き分けた。前半32分にPKで先制点を許すも、同ロスタイムにFWパトリックがPKを決めて同点に。その後も攻勢を仕掛け、後半33分にMF柏が一時は逆転となるゴールを決めたが、終了間際にオウンゴールで追いつかれた。

 A代表と東京五輪代表を兼任する森保一監督が、かつて指揮した広島の本拠地で、湘南戦を視察した。A代表監督就任後では、初の広島視察となった指揮官だが「ニュートラルに全クラブを見ているので、特別、サンフレッチェを見に来たわけではないです」と苦笑い。それでも「首位のチームなので、早い段階で来たかったというのはある。A代表の方も、東京五輪世代の選手の方も含めて試合を見て、良いなと思う選手がいたら、スタッフとのミーティングで情報を共有したい。収穫はありました」と語り、スタジアムを後にした。

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