本田圭佑、東京五輪OA枠目指すと宣言 W杯の代わりは「五輪しかない」

 サッカーW杯ロシア大会の日本代表MF本田圭佑が2日、インターネットテレビ「AbemaTV」の「AbemaPrime」(月~金曜、後9時)に生出演し、東京五輪をオーバーエージ枠で目指すと発表した。

 カリブ海のバハマから生中継で出演した本田は、「2年後の東京五輪を目指して現役を続けようというふうに思っています。東京五輪をオーバーエージとして出場すると。それを目標に、あと2年、がっつり自分を鍛え上げようかなと思っています」と宣言した。

 五輪の男子サッカー競技は、23歳以下の選手が出場するのが原則となっている。しかし、96年アトランタ五輪以降、24歳以上(オーバーエージ=年齢超過)の選手も出場できるようになり、3人まで選べるのが通例となっている。もちろん、若手に出場機会を与えるため、オーバーエージを採用しないこともできる。

 サッカー選手としてのモチベーションが「W杯だった」と振り返った本田は今後、維持が難しくなる体力面の問題などから、次回のカタール大会を断念したことを明かした。「それ以外の目標を見つけないとサッカーを続けることも難しいかな」として「引退も考えました」と胸中を明かした。

 五輪を目指そうと思った理由は「自分が続ける目標がやはりほしかった。それが世界一をかけた戦いである必要があったというところで。ワールドカップに代わりうるものがオリンピックしかなかった。僕にとってタイミングよく東京五輪が来てくれるのは個人的に運命に感じていて、こりゃ目指さないとなと今は勝手に理由付けさせてもらっています」とした。

 次の所属クラブについて、オーストラリアのクラブと交渉中かとの質問に「イエスです」と語った。現地報道ではメルボルン・ビクトリーへの加入が有力と伝えられている。

 今回のバハマ訪問は、ともに投資ファンドを立ち上げた俳優のウィル・スミスと面会するためだという。「Abemaファン」だから出演したと話した本田は「楽しかったです。またこれに懲りずに本田ワールドを聞きたければ、僕がいる場所までライブしに来て下さい」とAbemaTVへの感謝とともに、インタビューを締めくくった。

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