FC大阪7・29「大阪府SDGsスペシャルマッチ」をPR NMBメンバーも来場

 サッカーJFL・FC大阪の吉澤正登会長、岡崎将太GMが大阪府公民戦略連携デスクの今村治世マネジャーと24日、神戸市中央区のデイリースポーツを訪れ、29日にJ-GREEN堺メインフィールドで開催する「大阪府SDGsスペシャルマッチおおさかこどもデー」FC今治戦(16時キックオフ)をPRした。

 大阪から3番目のJリーグ入りを目指すクラブは「大阪から世界へ」のコンセプトで今年2月に大阪府と包括連携協定を締結。「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に開かれた国連サミットで決められた貧困や教育、環境問題などに対する国際目標。25年に大阪が誘致を目指す万国博覧会の指針でもある。

 今回、SDGs啓発活動の一環としてスペシャルマッチの開催を企画。プロスポーツクラブがSDGsの取り組みを行うのは日本では初めての試みとなる。大阪府以外にも、大阪市、堺市、東大阪市、富田林市、四條畷市、門真市がこのスペシャルマッチを後援する。吉澤会長は「社会課題の解決をクラブのミッションとして掲げてきた。今回こういう形でSDGsを知っていただき役立つことができれば」と説明した。今村マネジャーも「大阪は子どもの貧困率が全国でも高い。スポーツやエンターテインメントを通じてSDGsに関心を持たれるきっかけとなれば」と話した。

 当日はSDGsの啓発や、試合の売上金の一部、また試合会場で行う募金活動で集まった募金を「FC大阪こども基金」を通じて「大阪府子ども輝く未来基金」へ寄付を行う。ヒップホップグループ「ET-KING」が国歌斉唱とトークショー、漫才コンビ「吉田たち」、「NMB48」の磯佳奈江、山尾梨奈も来場し、試合を盛り上げる。大阪府内に住む18歳以下は無料招待する。

 チームは第1ステージを過去最高の2位で終えたが、第2ステージに入り調子を落として現在3連敗中。「3試合は新しいメンバーなどを試してみたが、うまくはまらなかった。このスペシャルマッチから命懸けで本来のFC大阪を見せていく」と吉澤会長は奮起を誓った。

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