イニエスタ、7・18来日!7・22超速デビュー! W杯敗退からわずか2週間

 J1神戸にスペイン1部バルセロナから完全移籍で加入した同国代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が18日に来日することが13日、分かった。20日にもチームに合流し、22日の湘南戦(ノエスタ)でJリーグデビューすることが濃厚となった。W杯ロシア大会での敗退からわずか2週間の休養を挟み、“魔法使い”が日本のピッチに立つ。

 待ちに待った世界的名手の来日が決まった。複数の関係者によるとイニエスタは18日に来日し、20日にもチームに合流するという。Jリーグへの登録は20日から可能となるため、22日のホーム湘南戦でJリーグデビューすることが濃厚となった。コンディション面を考慮し、28日の柏戦での出場も見込まれていたが、イニエスタの本気度を示す形となった。

 34歳のイニエスタはスペイン代表としてW杯ロシア大会に4試合出場。持ち味の柔らかなボールタッチと急所を突く鋭いパスなど、世界トップクラスの技術の一端を示したが、決勝トーナメント1回戦でロシアにPK戦の末に敗れた。敗退後には「これが代表で最後の試合だ。夢見たような結末にならないこともある」と同国代表からの引退を表明した。

 一時代を築いたスペインの象徴として、代表通算136試合に出場し、10年南アフリカ大会では決勝でW杯初優勝を引き寄せる決勝ゴールを決め、08、12年の欧州選手権も連覇。同国代表のイエロ前監督は「彼はスペイン史上でも最も優れた選手の一人。心からありがとうと言いたい」と最大級の賛辞を贈った。

 約2週間のオフを経て、活躍の場を港町に移す。元ドイツ代表FWポドルスキが先月28日の和歌山キャンプ中に負傷し、左足内側楔状(けつじょう)骨剥離骨折で全治約6週間の診断を受けたため、2人の競演はお預けとなったが、18日に再開するJ1で神戸は首位広島から勝ち点15差の6位と好位置に付けており、背番号8に後半戦でのチーム浮上が託される。5月26日の入団イベントでは「私にとって大きな挑戦。皆さんと一緒にヴィッセル神戸をより偉大にしていければ。リーグ優勝、そして願わくばアジアを制覇したい」と高らかに宣言した。

 22年1月末までの3年半契約で、Jリーグ史上最高額の年俸2500万ユーロ(約32億2000万円)を稼ぐ紛れもない超大物。ポドルスキが「魔法使いのようなプレーをする」と評した華麗な足技で、日本のサポーターを魅了する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス