讃岐 3試合連続無得点で4連敗 PK決められず…北野監督「申し訳ない」

 「明治安田生命J2、讃岐0-3甲府」(20日、ピカラスタジアム)

 讃岐は甲府に0-3で敗れ4連敗となった。前半にCKから2点を失い、終了直前にはカウンターから3点目を献上。攻撃では前半に得たPKをMF佐々木匠(20)が決められず、3試合連続無得点で降格圏からは抜け出せなかった。

 現在の苦境を象徴するようなシーンだった。前半23分に左CKから先制点を許した讃岐は、同27分にFW木島徹也(34)がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。しかし、MF佐々木匠の右足キックは相手GK河田の右手に阻まれた。同点のチャンスを逃し、佐々木匠は両手で顔を覆って悔しがった。

 今季J1から降格した甲府に3失点の完敗。これで4連敗となり、北野誠監督(50)は「またホームでふがいない試合をしたことは残念。申し訳ない気持ち」と険しい表情で語った。

 GK清水、DF岡村、FW重松ら主力数人が体調不良などによりスタメンから外れ、代わりにDF中島、MF鈴木ら若手が起用された。ベストとは言えない布陣で立ち向かったが、前半にCKから2点を献上。終了直前にもカウンターから3点目を失い、万事休した。

 ゴールが遠い。これで3試合連続無得点。今季15試合を終えて総得点は「10」で、複数得点の試合が一度もない。FW木島は「チャンスはあるけど、ゴール前でうまくかみ合っていない」と話し、MF渡辺大剛(33)は「相手のプレッシャーに屈している。ボールを前に運べていない」と首をひねった。

 セットプレーからの失点も大きな課題で、修正が急務だ。「若い選手は勇敢に戦い、勇敢に攻めた。やろうとしていることは、みんな表現してくれている」と北野監督。次節は敵地で山口戦。まずは降格圏から抜け出すために、きっかけとなるゴールがほしい。

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