ポルトガル１部ポルティモネンセＭＦ中島翔哉（２３）が１６日、シーズンを終えて、川崎市内で会見した。「すごく楽しかったですし、成長もできたと思います」と初めて挑戦した欧州での１年を笑顔で振り返った。

　今季は１０ゴール、１２アシストで、得点にからむ活躍を見せた。「日本にいるときからヨーロッパでできるように準備してきましたし、ドリブルだったり、パスだったりと、攻撃的な部分は通用するというか、自信をもってやれればいいプレーができると思っていました」。欧州レベルで互角以上に渡り合える手応えをつかんでの帰国だ。

　３月のマリ戦で日本代表デビューを飾り、ゴールも決めた。Ｗ杯に向けて、「選ばれれば自分のできるプレーを精いっぱいやって、楽しくプレーしたいですね。ゴールを奪うこととかアシストすることはポルトガルでもやってきましたし、そういうプレーを多くやっていきたいです」と話した。