本田圭佑、W杯へ「日本人は海外美化しすぎ」勝率1%でも上げるため努力

両腕に時計をつけてポーズをとる本田圭佑=東京・表参道ヒルズ(撮影・開出牧)
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 サッカーの本田圭佑が16日、都内で行われた腕時計ブランド・「HUBULOT(ウブロ)」による「HUBULOT LOVES FOOTBALL Special Exhibition」開催記念イベントに出演した。

 司会のハリー杉山に呼び込まれると、100人以上はいる一般観衆が見守る中で登場。白いジャケット、黒いズボン姿で、時折笑みも見せた。

 事前に集められた質問の中に「W杯で何位になると思うか」というものがあった。「本音で話すと予選敗退というのが、普通の確率論で言えばそうでしょう」と下馬評が低いことを自覚しつつ、「チームスポーツなので、仮に100m9秒台で走れなくても、もしかしたらサッカーの試合では勝つことができるのが素晴らしいところで。僕は出る以上は優勝としか、これまでも言ってこなかったですし、優勝できる可能性はもしかしたら1%以下かもしれないですけど、可能性はあると思います」と、熱く語った。

 自分は「日本が大好き」とした上で、「日本人はダメな部分があって」と指摘するのは「海外のことを美化しすぎ」な点だった。「試合をする前から名前負けしている。その可能性のことだけを考える。余計なことだけは考えない。勝つ可能性を1%でも上げていく。その作業をしたいと思います」と静かに語った。

 「どこの国でプレーしたいか」というものがあったが、「難しいな…。ヒントを与えることになっちゃうので」と苦笑い。「ここで何かを発言して、何かをかかれることで意思を左右されることがいや」と明言を避けたが「日本はないです。それだけはいっておきます。日本には僕の友達がたくさんいるので、日本のサッカーを盛り上げることを託しています。僕は自分にしかできないことがあるので、世界のどこかでやっていきます。らしいなと思ってもらえるような選択をしたいと思います」と、海外のどこかでプレーすることを示唆した。

 メキシコのパチューカで10得点7アシストを記録したシーズンを振り返って、「そうですね。もちろん、もともと目標を立てていた数字には到達しなかったんですけど。10点というのは、実は、今回初めてで。2けたを取ることが海外で出来たというのは、1つの目標の達成だったとは思います」と語った。

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