帰国の香川真司「思っている以上にケガは問題ない」 復調を強調

帰国した香川(撮影・開出牧)
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 サッカー日本代表MF香川真司(ドルトムント)が14日、ドイツでのシーズンを終えて成田空港に帰国。1カ月後に開幕するロシアW杯に向けて、不安視されているコンディションについて「まったく問題ない」と強調した。

 香川は2月に左足首を負傷して戦線を離脱していたが、リーグ最終節のホッフェンハイム戦では途中出場。本来のパフォーマンスにはほど遠かったが「練習自体にはずっと合流していたので。ただ、練習を少し休んだりして皆さんに少し心配をかけたことがあったんですけど、問題はない」と振り返った。

 日本代表の西野監督が視察に訪れた4月2日も、その前日に再度左足首を痛めた影響で磁気共鳴画像装置(MRI)による再検査を受けるなど、回復状況が危ぶまれている。西野監督も欧州視察から帰国した際には「彼の(W杯に向けた)気持ち的な強さというのはものすごく感じましたが(気持ちと体の状態に)ギャップがあるのかなと。まあ厳しい状況というのは彼も感じていると思います」と心配していた。

 それだけに香川は「(試合出場のリバウンドも)まったく問題ない。皆さんが思っている以上に、ケガの方は問題はないので。そこだけは強調しておきたいなと。あとは自分自身がコンディションを上げていくだけかなと思っています」と復調ぶりを強調。さらにメンバー入りすれば自身2度目となるW杯に向け「僕の場合は休んでいる暇は無いんで。欧州でやっている選手は十分休む期間は1週間あると思うんですけど、僕は、しっかりと練習をして備えたい。(本大会まで)もう1カ月切っているので。新しい監督のもと、本当にやるだけだと思っているんで、覚悟を持って」と決意をにじませていた。

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