内田篤人が帰国 オフは「(香川)真司のアモーレ探しでもしようかな」

 サッカーのドイツ1部・シャルケに所属するDF内田篤人が21日、リーグ戦の中断期間を利用して一時帰国した。昨年6月に長年痛みを抱えていた右膝の手術を受け、8日の欧州リーグのザルツブルク戦で約1年9カ月ぶりに実戦復帰。中期離脱によるリバウンドも軽めで「紅白戦は外れることもあるけど、想定外のことはないかな」と語った。

 「来季につなげていきたい」と語った復帰戦を経て迎える17年への決意は強い。「サッカー選手として、一番脂の乗った2年を捨てたので。仕事であるサッカーをやらなかったわけですから」。年末年始も、体を休めることはなく、右膝の強化を図る筋力トレーニングや、チームから渡されているメニューもこなす意向だ。

 ただ帰国中は3日間で計4回、友人や知人の結婚式に参加する予定があるという。自身も15年5月に結婚を発表。「自分もそういう年になったね。俺も乗り遅れなくて良かった」とした上で「1人乗り遅れているけどね。このオフは(香川)真司のアモーレ探しでもしようかな」と話し、周囲の笑いを誘った。

 また、古巣である鹿島の話題にもついて言及。開催国枠として出場したクラブW杯では、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)と激闘を繰り広げたが、延長戦の末に敗れて準優勝。大健闘ともいえる戦いぶりを見せたが「鹿島にいた選手としては、勝ってほしかったですね。相手がどこでも、どんな大会でも。遠藤選手から『(レアルについて)聞かれたので、メールはしました。僕は普段サッカーの話をしないんですけど、珍しく長文で返しました」と鹿島イズムを見せた上で「ああいうチームとやれる機会はない。僕もレアルと対戦したことはありますが、本当に良い選手がいて、良いチーム。それを日本でやれるのは、うらやましいなと思っていました」と話していた。

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