FC大阪「阪奈ダービー」制し2位浮上 後半ロスタイム岩本主将が劇弾

 後半ロスタイムに逆転弾を決めて喜ぶFC大阪DF岩本(13)
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 「JFL、FC大阪2-1奈良ク」(29日、キンチョウスタジアム)

 サッカーJFL第7節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪は、後半ロスタイムに主将のDF岩本知幸(28)が劇的なゴールを決めて、2-1で奈良クに逆転勝ちした。

 ゴールデンウイークでは、8日間で3試合を戦う連戦に突入したFC大阪。その3連戦の初戦は阪奈ダービー。先発にはFW川西が復帰した。

 試合開始後、ペースは奈良クが握る。FC大阪は慌てずに相手ボールをインターセプトしてチャンスを作り出すが、FW南部の放ったシュートがクロスバーを直撃するなど、得点は決まらない。38分、FC大阪はMF江坂がクリアしたボールを拾われ、奈良クFW横野にゴールラインギリギリの際どいヘディングシュートを決められて先制される。

 後半に入るとFC大阪がボールをキープする時間が増えてくる。しかし、相手GKのファインセーブで同点に追いつくことができない。このまま試合終了かと思われた後半43分、FC大阪はPKを獲得する。これを川西がキッチリ決めて同点に追いつくと、ロスタイムにMF江坂が放ったCKは、一度クリアされるが、川西が拾ってゴール前へパス。最後はDF岩本が右足で流し込み、土壇場で逆転に成功する。FC大阪は阪奈ダービーで劇的な逆転勝ちを収め、2位に浮上した。

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