川澄奈穂美なでしこジャパン復帰戦でアシスト「喜び感じながらサッカーできました」
「国際親善試合、日本7-1ガーナ」(1日、トランスコスモススタジアム長崎)
6日からのW杯予選を兼ねた女子アジア杯(ヨルダン)へ向けた最後の強化試合で、日本は前半3点、後半4点の7得点で快勝した。約2年ぶりに代表に復帰したMF川澄奈穂美は後半14分ごろに途中出場し、チーム7点目となった鮫島のゴールをクロスでアシストするなど、存在感を見せた。
豊富な運動量、鋭い抜けだし、ドリブル突破で2011年W杯優勝時や、以後のなでしこで主力選手となった川澄。この日は途中出場でピッチに入ると、右サイドを中心にプレーした。後半38分に中央からのパスを右サイドで受けると、鋭いクロスを中に入れ、中央を走り込んだ鮫島にピタリと合わせた。
試合後は「ただいま!でいいんですかね」と笑顔。久しぶりとなるなでしこジャパンのユニホームに「日本人としてブルーのユニホームを着てピッチに立てることは非常に光栄なことですし、それと同時に責任も伴うポジションだなとすごく思います。サッカーができる喜びを感じながら、サッカーができました」と語った。ピッチ内外で声を出し、チームを支えたことには「ベンチにいる時は声を出すぐらいしかできないんですけど、集中が途切れないように声を掛け続けようと思っていたので、とにかく盛り上げる声を出していました」と振り返った。