J1鳥栖“ハリルの秘密兵器”加藤恒平を獲得 東欧を渡り歩く異色ボランチ
J1鳥栖は27日、ブルガリア1部ベロエ・スタラザゴラからMF加藤恒平(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は21。加藤は昨年6月のW杯アジア最終予選・イラク戦で日本代表にサプライズ招集されていた。
東欧を渡り歩く異色のフットボーラーの鳥栖入りが決まった。加藤は2013年に町田を退団後、モンテネグロ、ポーランド、ブルガリアでプレー。立命大在学中には2度のアルゼンチン留学を経験し、現地でボランチにコンバートされた。173センチと小柄ながら球際に強く、ボール奪取能力にたけており、昨年はハリルホジッチ監督の“秘密兵器”としての日本代表入りも経験した。
6年ぶりにJ復帰を果たした加藤は「このタイミングで鳥栖に加入するチャンスを頂けたことに感謝しています。たくさんの人のおかげでここまで来ることができました。ここから始まる新しい挑戦にわくわくしています。少しでも早くチームの力になり、サポーターのみなさんの前でプレーを見せられるように努力します。ピッチ内外関わらず声援を頂けるような選手を目指します。サガン鳥栖に関わるみなさん、よろしくお願い致します」とクラブを通じてコメントした。