ロシアW杯からビデオ導入 得点、PKなどを確認し主審を補佐
国際サッカー連盟(FIFA)は16日、コロンビアのボゴタで開いた理事会で、W杯で「ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)」と称する映像確認の審判員を初めて採用することを決めた。今年のロシア大会(6月14日~7月15日)の全64試合で、試合結果に大きく影響する誤審を防ぐためピッチ上の主審を補佐する。
VARが携わるのは「得点」「PK」「一発退場」「(警告、退場などの)人定」に限られ、映像で確認した内容を主審に伝える。直接判定を下すことはなく、最終的な判定は主審のみに決める権限がある。