なでしこ、守備崩壊でオランダに大敗 高倉監督落胆「6失点はあまりにも多い」
「サッカー女子・国際親善試合・アルガルベ杯、日本2-6オランダ」(2月28日、ポルトガル)
開幕して1次リーグ第1戦が行われ、C組の日本代表は昨年の欧州選手権を制したオランダに2-6で完敗した。前半に5失点し、MF中島依美(27)、FW岩渕真奈(24)=ともにINAC神戸=が1点ずつを返すにとどまった。日本は3月2日にアイスランド、同5日にデンマークと顔を合わせる。
力量差は歴然だった。日本はオランダのエース、マルテンスら強力3トップのパワーとスピードに守備陣を崩された。オランダとはこの大会の順位決定戦などで2戦し、いずれも接戦で1勝1敗だったが、主力を数人欠く相手に一方的にやられた。高倉監督は「6失点はあまりにも多い」と落胆を隠せなかった。