FC東京、開幕戦は引き分け FW久保は途中出場も不発「もっと多く関与したい」

後半、同点ゴール決めた槙野(撮影・堀内翔)
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 「明治安田生命J1、FC東京1-1浦和」(24日、味の素スタジアム)

 FC東京はホームで浦和と対戦して1-1で引き分けた。後半3分にFC東京のMF東慶悟が先制点を決めたが、同5分にセットプレーから浦和DF槙野智章に同点弾を許した。FCバルセロナの下部組織出身の16歳MF久保建英は後半27から途中出場。高い技術を見せて、終了間際にはシュートも放った。

 開幕を待ちわびていたサポーター3万5951人が集まったスタジアムの中でも、久保は落ち着き払っていた。後半27分、FW前田に代わってピッチへ。体をぶつけられると苦しい場面もあったが、パスさばきやポジショニングなどで技術を見せつけた。

 後半終了間際には、ドリブルからMF東とのパス交換から左足でシュート。惜しくもGK正面だったが「最初は打とうと思って、そこからパスに切り替えた。戻して欲しいなと思っていたので(そこまでの流れは)イメージ通り」と話した。J1での出場は3試合目。今季からチームを率いる長谷川監督は「永井が走ってスペースができれば、建英の足元の技術が生きると思った」と起用の意図を説明。その上で「(チームメートの)大人が一生懸命走っているのは、彼の才能を認めているから。高萩も、永井も、東も、富樫も才能を認めているからこそ、足りない部分をみんなで補っている」と能力を高く評価した。

 久保自身は「あまり多くボールに関与できなかったので、次はもっと多く関与したい」と厳しい自己採点をする。だが、視察したU-21代表の森保監督は「16歳がJの開幕戦で途中から入ってきた形だが、本当に落ち着いているなと。年齢は関係ないと思った。(シュートシーンも)引き寄せてタメをつくってのシュート。味方にもチャンスを供給していた」と話した。

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