村井チェアマン、金曜開催に手応え J初の平日開催で2万人観衆
「明治安田生命J1、鳥栖1-1神戸」(23日、ベストアメニティスタジアム)
Jリーグ史上初めての平日開幕となった今季は、鳥栖-神戸のカードで開幕。前半3分に鳥栖FW田川亨介が自ら得たPKを決めて先制。その後は、両チームともに決定力を欠いたが、後半43分に神戸FWハーフナー・マイクが同点弾を決めて、勝ち点1を分け合った。会場には1万9633人が駆けつけ、試合後、村井チェアマンは今季から本格導入した金曜開催について一定の手応えを口にした。
平日の夜ということで、観客数の減少が懸念されている金曜開催だが、フタを明ければクラブ史上2位となる動員。村井チェアマンは「25年の歴史の中でも初めての試みで、お客さんが来てくれるか不安だったが、数多くの人に来ていただいた。試合内容も緊迫した良いゲームだった」と評価した。
今後も金曜開催が行われる節もあり、村井チェアマンは「本日の鳥栖のように駅から近いなど、クラブ個々の事情があり、すべてのクラブが同じ条件ではない」と前置きした上で「金曜は自分の時間として使って、土日に家族などと共有するという考えもある。楽しみにしている」と話した。