J1神戸、韓国代表MF鄭又栄を獲得 3年ぶりの古巣復帰

 J1神戸は6日、中国スーパーリーグの重慶力帆に所属する韓国代表MF鄭又栄(28)が完全移籍で加入すると発表した。

 鄭又栄は14年から2年間神戸に所属し、16年に重慶力帆へ完全移籍していたが、3年ぶりの古巣復帰となる。重慶力帆との契約を残していた鄭又栄の獲得には違約金が発生したが、大幅な減額に成功。中東からもオファーが届いていたが、神戸が争奪戦を制した。

 神戸はMFニウトンとの契約を昨季限りで解除し(ブラジル1部バイーアに加入)、MFウエスクレイもブラジル2部セアラーへの復帰が合意間近とみられ、外国人枠の問題はクリアできる見通し。元ドイツ代表FWポドルスキの能力を最大限に引き出すため中盤の補強に注力しており、昨年12月には仙台MF三田啓貴を完全移籍で獲得したことも発表していた。

 鄭又栄は韓国代表として昨年12月に行われた東アジアE-1選手権(東京)で全3試合に出場し、日本戦では芸術的なFKを決めるなど優勝に貢献していた。

 鄭又栄は「また神戸に帰るという約束を守ることができて大変嬉しく思います。ノエスタでプレーすることを考えると、もうすでにドキドキします!チームに貢献できる選手になれるよう努力します。応援・激励よろしくお願い致します!」とクラブを通じてコメントした。

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