前橋育英が昨年に続いて4強入り 米子北に快勝

前半、米子北・葉間田(手前)と競り合う前橋育英・角田涼太朗=駒沢陸上競技場(撮影・棚橋慶太)
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 「全国高校サッカー選手権・準々決勝 前橋育英3-0米子北」(5日、駒沢陸上競技場)

 優勝候補の一角・前橋育英が準優勝した昨年に続く準決勝進出を果たした。前半21分、DF角田涼太朗(3年)がCKのこぼれ球を左足で押し込んで先制。同27分にはFW榎本樹(2年)が、後半28分には途中出場のFW宮崎鴻(3年)が試合を決めるゴールを決めた。

 山田耕介監督は「手詰まり感があった。もっと裏を突くとか、コンビネーションプレーで崩せるところがあった。CKで点が取れたことが大きい。取れないと焦りが出てくる」と厳しい評価。

 この日は3回戦で左膝上部を打撲したMF田部井涼主将(3年)がベンチスタート。「3点目が決まるまで、(途中出場を)準備していた。3点目が入って、(出場が)なしになった」と言う。結果的に負傷の主将を温存しての大きな1勝。頂点へ、視界良好だ。

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